おいしい匠

山鹿のおいしいを作る生産者をクローズアップ。
農業に携わる人たちだけでなく、
山鹿の食に関わる方々を紹介していきます。

「山鹿スイカ」
岡山農園|岡山祐大さん

糖度の高いおいしい山鹿スイカ

スイカの生産量が日本一の熊本。山鹿植木地域がその6割を占めています。スイカは夏のイメージですが、4月初旬より関東・関西への出荷が始まり、5月には最盛期を迎えます。
山鹿市鹿央町の岡山祐大さんは、岡山農園の3代目。
「大きくて甘いスイカに育てるために大切なことは、水と温度の管理」だと言います。
毎日その日の天候に合わせ、湿度・温度の調整を行い「甘くなれ、おいしくなれ」と愛情込めて育てています。
そんな岡山さんのこだわりは土づくり。酵素を使い、病気に強い元気な農産物を作ることで、低農薬の安心なおいしいスイカ作りを目指しています。
そしてもうひとつは高温多湿のハウスで行う1500株もの交配作業。すべて手作業のため一番大変だとのこと。

スイカ02

『作る人の顔が見える農業』を目指して

岡山さんは鹿央物産館「里やま館」ファーマーズマーケット夢大地館にもスイカを出しています。『生産者の顔が見える農業が理想』という岡山さんは直売所にも顔を出します。お客様から「おいしかったよ」と話しかけられると「手をかけて愛情込めて育ててきてよかった」と嬉しく励みになると言います。

山鹿スイカをもっとたくさんの人に

生で食べる以外にもおいしく食べる方法はないかと、若手生産者たちはスイカの加工品開発にも取り組んでいます。そのひとつがドライスイカ。種まで食べることができ、干し柿のように凝縮した甘味が、チーズやワインによく合う、と最近注目されはじめています。
スイカは食べる前に30分冷やすと、より甘みを感じます。

スイカ03

撮影:佐藤 なかや(FILM NOTE)

岡山農園

[所在地] 熊本県山鹿市鹿央町広3975-2

[TEL] 080-5252-7625

[定休日] -

[営業時間] -

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熊本県の北側に位置しており、地図で見ると福岡からそう遠く感じない